2016/12/29

オリジナルで振返る2016(後編)



街中はせわしく人が行き交い年末ムードでございますが、店頭では仕事納めの方もお見えになられ、なんとなくまったりした様相でございます。

そんなさなかGarageでは来春の新作サンプルが続々届いております。明日以降ブログでご紹介させて頂く予定でおります。

その前に、先日に続きましてオリジナルを通して一年間何を考えどのように具現化してきたのか振り返る秋~冬の後編をお送りいたします。




Garage.U.W STANCE TEE serendipity


Garage.U.Wのもの作りに対する概念で二つの側面を持ちます。一つは現実社会において(ファッション=お洒落)洒落という以上、余りにストイックな姿は滑稽に見える場合もあると考えウイットにより視野を広げ、柔軟な思考に開放する為の手段です。端的に表せば入りすぎた肩の力を抜く「抜け感」の事です。そのモチベーションこそ、その人本来の実力を如何なく発揮できる状態と考えます。

もう一つは私たちGarageの見据える方針、視点、観点、見解、姿勢、アプローチ、立ち位置という意味を持ち、まるで哲学のように物事の本質を見極める指針でもあります。そして、その姿こそがウイットそのものであると考えています。

Garage.U.W のウェアはその概念が具現化したものと云われています。

本気かウイットか、その境界線が曖昧な独特な世界観を担う(STANCE)と云う概念をウェアに落とし込み、強いこだわりを持ちながらも気軽に付き合えるという絶妙なテイストのアイテムを作り上げています。






Garage.U.W STANCE TEE







Garage.U.W DOBBY ATELIER COAT





Garage.U.W STANCE SWEAT







Garage.U.W DOBBY JACKET






Garage.U.Wのアイテム同士、組み合わせが容易である事を心がけ、DOBBY ATELIER COATとDOBBY JACKETは組み合わせる事も視野に入れた設計をしておりました。






秋冬シーズンも阪急メンズ梅田5Fセレクトショップ「ストーリア」においてGarage.U.W POP UP STOREを開催中(2017 1月まで)です。春のジャパンクリエーションに続き、トータル1年にわたり国内ファッション最高峰の売り場に陳列された事実は、私たちにとってもかけがえのない経験となりました。ストーリアさんは東京都内で100年の歴史を背景に持つセレクトショップです。





Garage.U.W x Mr Attick ACID DYED PULL OVER KNIT





Garage.U.W x Mr attick CABLE KNIT




Garage.U.WxMr attick ACID DYED CARDIGAN




Garage.U.WxMr Attick Milano Rib JACKET






Garage.U.W x Mr Attick LAMB C/N KNIT



ニットメーカーのMr Attickさんに全面協力頂き製品化されたニットアイテムシリーズ。品質面、プライス面で大変ご好評頂きました。この取り組みは来春も継続致します。



Shoegaze 006 HOLECUT SHOES







Garage.U.W DOBBY ATELIER COAT

特別な環境で生まれたバックグランドストーリーを持ち、その独特の立体フォルムと深い色合いで大変大きな反響を頂いたチェスターコートです。製品にまつわるお話は、お客様にも大変喜んで頂けたかと存じます。




Garage.U.W HUNTING DOWN JACKET







Garage.U.W HOOD WRAPJACKET

ガウンの様に包み込む印象としっかり形作れる大き目フードが特徴で、アウターとしてもインナーとしても使えるアイテムです。







「自分の信じる道を迷わず突き進む」というメッセージは当然自らにも向けたものでもあります。良く良く考えると、クリスマスシーズンにトナカイの絵ずらのウェアは大人的にNGと気付き、このグラフィックのアイテムはあえて夏のTEEシャツで発売する予定です。(涼しげなので)





この1年も素晴らしいお客様と素晴らしい生産に携わる方々に支えられてきたGarage.U.W & Shoegaze。今後もさらに優れたウェアをご提案出来るように全力を注いで行こうと考えております。

先日も有難い事に都内中心地のアパレル商業施設に単独での出店御誘いを頂きました。Garage.U.Wを継続して行く上でそれは目標であり夢でありますが、こうして着目して頂いたのも1アイテム毎にしっかりと作り込んで来たからでの事であります。今のクオリティーを維持しながらの拡大は今はまだ力不足と認識しておりますので、まずはさらなる力を付けるべくこの取り組みに尽力していきたいと考えております。

そのうえで、来年生産分の新作サンプルを見るとその展望も明るいような気がしております。







Garage(ガレージ)

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